四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
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通常、四十肩・五十肩と呼ばれる病気は、正しくは「肩関節周囲炎」と言います。
何が違うのかというと、発症する年齢が違うだけで基本的には同じ病気です。
その名の通り中高年に多く、ほとんどの場合は時間が経つとともに症状は緩和していきますが、対処方法を間違えてしまうと重症化してしまいます。場合によっては他の病気が原因で痛みが起きていることもあるので、適切な処置が早期回復のためには欠かせません。
腕を上げたときや、夜寝ているときに痛みが出やすいのが特徴です。
拘縮とは、
これにより、背中に腕をまわして下着のホックの付け外しをする、髪を結ぶといった結帯(けったい)動作が
似たような症状で、医療機関に行かず自己診断をしてしまうと実は怪我をしていたという場合もあります。心当たりのある方は一度診断を受けに行きましょう。
腱板断裂
石灰沈着性腱炎
肩峰下滑液包炎
上腕二頭筋腱長頭腱炎
これらも大きなくくりで五十肩と言われることもあり、似た症状もありますが、それぞれ痛めている筋肉や原因などは違うので、治療方法が変わります。なので誤った治療を行うと症状が長引いたり悪化したりしてしまいます。安易に「肩が痛くて上がらんからから四十肩・五十肩や」とは思わない様にしてください。しっかりとした判断を受けるには病院での検査が必要となります。
「急性期」
突然肩周辺が痛くなった、これが急性期の四十肩・五十肩です。
指先までしびれるような激しい痛みが数日間から数週間ほど続くのが特徴です。そのせいで、腕をあまり動かそうとしないので、肩関節の可動域が小さくなったりします。
この時期は安静にしていても痛みが出たり、夜間に痛みが強くなったりします。そのせいでなかなか寝れなかったりしてより、回復が悪くなったりします。
その後、急性期から慢性期に入り、鈍い痛みを伴い肩を動かしにくい日が続きます。
「慢性期」
痛みは徐々に軽減しますが、動かすと痛みはあるので肩関節の可動域は小さいままです。
夜間痛もマシにはなってきますが、寝返りの際などの痛みはまだ残っている状態です。
「回復期」
痛みはさらに軽減され、肩関節の可動域も元に戻りつつありますが、この時期になるまでに半年、人によっては1年かかる方もおられます。
四十肩・五十肩になってしまう原因は肩関節に負荷かかかりすぎていることで発症しますが、40代・50代の方が全員なるかというと、そうではないですよね?
四十肩・五十肩になる方とならない方との違いは何だと思いますか…?
実は、「不良姿勢」が大きく関係しています。
不良姿勢でも巻き肩・猫背の状態で、日々の生活で肩関節に負荷をかけ続けていると、それがやがては四十肩・五十肩につながってきます。
巻き肩
巻き肩は、肩甲骨が外に開いて固まった状態です。
横から見ると猫背姿勢になっています。なぜ、肩甲骨が外に開いて固まってしまうのかと言いますと、人の目は顔の前についています。そのせいで、何か作業をしようとする際には腕を前に出す事ばかりで、逆に手を後ろに回すのは、背中が痒い時ぐらいしかしませんよね。あと、腕を動かす時には連動して肩甲骨も動くので、腕を前に出す動作ばかりを繰り返し行うと肩甲骨は常に外に開いた状態になってしまいます。それを何年も繰り返し行うと肩甲骨が開いた状態で固まってしまいます。
腕を前に出す動作
など数え切れないほどの動作をします。
毎日、この様なことを何年も繰り返し行なっていると、肩甲骨が外に開いていてもおかしくはありません。
猫背
今現在、パソコンを使ってのお仕事が当たり前の時代になってきましたね。
仕事や自宅でもパソコンを使い、背中が丸くなっている心当たりはありませんか?
パソコンを操作する時は座って操作しますよね?でも、パソコンの画面が目線より下にあるのでどうしても下を向かないといけません。その状態で何時間・何日もパソコンを操作すれば必然的に背中は丸くなります。背中が丸くなるということは、頭部が前に出てしまうので余計に巻き肩も酷くなってきます。そうなると、スマホ首や巻き肩と同じ様に、肩や首の筋肉に負荷がかかりやすくなるので肩こりなどになりやすくなってしまいます。
猫背になってしまう原因は、座り方にも問題があります。
椅子に座る時、しっかり奥までおしりを乗せて座っていますか?
浅く腰かけた状態で座っていませんか?
電車の中などでは浅く腰をかけて座っている方を多く見かけます。
浅く腰をかけてしまうと背中と背もたれの間に隙間ができてしまい、その状態でもたれてしまうと背中が丸くなってしまいます。その座り方が癖付いてしまうと常に背中が曲がり猫背状態なので座っていても肩や首に負担がかかってしまいます。なので座る際にはお尻を奥のほうに置いて背もたれにもたれ、背中が曲がらない様に心がけてください。
なぜ、巻き肩・猫背になると四十肩・五十肩になりやすくなるのか?
それには、肩関節の構造が関係しています。
肩関節は腕の骨と肩甲骨と鎖骨で構成されています。
腕の骨の頭の部分が肩甲骨のくぼみの部分にはまり込む構造になっていて、それを肩甲上腕関節、一般的に肩関節と言います。しかし、肩関節は股関節の様にくぼみの部分に完全にはまり込んではいません。これは肩甲骨の構造上仕方のないことで、腕の骨と肩甲骨を繋げているのは靭帯・関節包・筋肉がつなげている状態です。
なので、正常な状態でも肩関節のまわりの筋肉には負荷がかかりやすい状態です。
それが、巻き肩・猫背などになってしまうとさらに負荷がかかってしまうので、四十肩・五十肩になってもおかしくないです。
肩まわりの筋肉
この様に多くの筋肉が肩関節に関係していますが、まだまだたくさんあります。首や腕まで含むともっと多くの筋肉があります。
これらの筋肉のどれか一つでも損傷してしまうと、バランスが悪なり他の筋肉まで悪い影響が出てしまいます。
その状態で何年も肩を酷使していればやがては四十肩・五十肩になってもおかしくありません。
不良姿勢になると四十肩・五十肩になりやすくなると説明しましたが、ではなぜ不良姿勢になってしまうのか?
それは「骨盤の歪み」が関係しています。
頸椎や肩甲骨・背骨は骨盤によって支えられています。その土台となる骨盤が歪んでしまうと、支えられている頸椎・肩甲骨・背骨はバランスが悪くなり姿勢が悪くなってしまいます。
では、骨盤が歪んでしまう原因は何だと思いますか?
骨盤が歪む原因
骨盤が歪んでしまう原因には日常生活の体の使い方が関係しています。
などのこれらの悪い動作を毎日続けて行うことで、骨盤は少しずつ歪んでいきます。
ですが、これらの動作は皆さん意識をせずに、無意識で行っているものです。
人は当たり前の様に体を動かしていて、いちいち意識をして体を動かす事がありません。ですが、その体の動かし方が悪いと骨盤が歪んでしまって姿勢が悪くなり、姿勢が悪くなったことでまた骨盤が歪んでまた姿勢が悪くなると言った悪循環が生まれます。
それが続くと少しずつ筋肉や関節に負荷がかかり、やがては「特に急に捻ったり、ぶつけたりしていないのに痛いな」などと原因が分からない痛みが出てきます。
そうならない為にも、普段、自分がどの様にして体を動かしているのか?を一度意識してみてください。
骨盤の歪み度チェック
□足を組んでいないと、座り心地が悪い
□歩いているとスカートが回る、ズボンがずれる
□靴の底をチェックすると、外側がすり減っている
□慢性的な肩こり・腰痛がある。もしくは、腰痛が頻繫に出る
□冷え性である
□生理痛がある(男性はチェック不要です)
□足や顔がむくみやすい
□食事中に物を噛むとき、左右どちらかに偏っている
□真っすぐ立った姿勢
→肩や骨盤の左右の高さが異なる
□足を伸ばして仰向けに寝た姿勢
→足のつま先が、真上ではなく外側に向く
チェックが多くなるほど歪みの度合いも大きいと言えます。
☑2つ以上
→軽度の歪みがあり、放置すると悪化する可能性があります。
☑4つ以上
→歪みが進行しているため普段の日常生活を見直し、改善する必要があります。
姿勢を意識し、マッサージやストレッチといったケアを行わなければ
歪みがさらに進行する可能性が高いです。
☑7つ以上
→重度の歪みがあり、頭痛やめまいといった不調がすでに出ている場合もあります。
放置すると内臓にも影響を及ぼすこともありますので、早めの診察をオススメします。
歪みの度合いが大きくなるとともに、身体に及ぼす悪影響もさらに大きくなります。
また、骨盤が歪んだ状態を放置するほど
歪みを矯正するのにかかる期間も長引いてしまいます。
痛くなるたびにその都度治療院に通うのは、
結果的にお金と時間の無駄になるため、
根本の原因を断つためにも早めの矯正治療をお勧めします。
・マッサージ療法(筋肉の緊張を緩める)
・寒冷療法(炎症を抑える)
当院では、四十肩・五十肩の根本の原因である骨盤を整え姿勢改善を目的として、骨盤矯正を行っていきます。
筋肉に対しての治療はもちろん、骨盤の歪みがあると、背骨のバランスも乱れ、
結果、
当院では、ボキボキしない”ソフトで優しい骨盤矯正”を行います。
体への負担が少ないので、女性やお子様にも安心して受けていただくことができます。
当院の四十肩・五十肩の方に対しての骨盤矯正は、骨盤のみを整えるのではなく、背骨・肩甲骨・頸椎の歪みもしっかりと整えます。骨盤だけが元の状態に戻っても、他の部分、肩甲骨や背骨・頸椎などに歪みが残っていたり、動きが悪かったりすると、またそこから骨盤が歪んだり、肩関節に負荷がかかってしまうので当院ではそうならない為に、骨盤のみではなく、お体全体を見させていただきます。
五十肩、四十肩になると、まず痛みが出て、
当院では、
お電話や受付でご予約をお取りください。
できるだけお待たせしないように、予約優先制としております。
症状やお悩みを詳しく聞かせていただきます。
お体の状態をしっかりと把握することで、症状の原因をつきとめ根本改善できるようにいたします。
症状に合わせた施術を行います。
問診をしっかり行うことで、お身体に余計な負担をかけずに症状を改善することができます。
今後の施術方針などを丁寧に説明させていただきます。
分からないことがあれば、何でもご相談ください。
お帰りの際に次回のご予約をしていだたいてます。
ご予定が分からない場合は、後日お電話などでご予約いただければ大丈夫です。