肩こりと片側の頭痛があるときは?原因・受診目安と対処法

肩こりと片側の頭痛に悩むデスクワーク中の女性

「肩こりがひどくなると、右側だけ頭が痛くなる」「左肩が凝ると、左側のこめかみまで重くなる」「首や肩の張りと頭痛がいつも同じ側に出る」と感じていませんか?

肩こりと片側の頭痛が同時にあっても、肩こりが頭痛の原因とは限りません。片頭痛などでも首や肩のこわばりを伴うことがあり、症状の経過や痛み方を医療機関で確認することが大切です。

特に、デスクワークやスマートフォンを長時間使う方、猫背や巻き肩がある方、片側だけに肩こりを感じやすい方は、首や肩周辺の負担にも左右差が生まれることがあります。

まず緊急性のある症状がないかを確認し、続く・繰り返す頭痛は医療機関へ相談しましょう。そのうえで、首や肩に負担が続く作業環境も見直します。姿勢や左右差だけで頭痛の病名を決めることはできません。

この記事では、肩こりと片側の頭痛があるときに先に確認したい受診の目安、頭痛の原因の考え方、肩への負担を減らす工夫、整骨院で相談できる範囲を解説します。

最初に確認|この頭痛はストレッチより救急対応を

突然の激しい頭痛、ろれつが回らない、片側の手足に力が入らない、意識がおかしい、けいれんなどがある場合は、119番で救急要請してください。首や肩を揉んで様子を見たり、自分で運転したりしないでください。消防庁の救急車利用の案内

頭を打ったあとに出た頭痛、視力や見え方の異常、発熱などを伴う頭痛、いつもと違う・悪化する頭痛も、早急に医療機関へ相談してください。迷う場合は地域の救急相談を利用し、緊急の症状があるときは119番を優先します。NHSの頭痛と受診目安

1. 肩こりと片側の頭痛は関係することがある?

肩こりが強いときに、頭まで重く感じる方は少なくありません。

首から肩にかけては多くの筋肉があり、頭を支えたり、姿勢を維持したりするために働いています。

特にデスクワークでは、頭が身体の前へ出た姿勢になりやすく、首や肩周辺の筋肉が長時間緊張した状態になります。

この状態が続くことで、

  • 首の付け根が重い
  • 後頭部が重だるい
  • こめかみ付近がつらい
  • 目の奥が疲れる
  • 片側の肩から頭にかけて重い

といった症状を感じることがあります。

さらに、身体の使い方に左右差があると、首や肩への負担も片側に集中しやすくなります。

片側だけ肩こりがひどい方は、こちらの記事も参考にしてください。

→ 肩こりが片側だけひどいのはなぜ?左右差が出る原因と対処法

2. 片側の頭痛で考えることと、肩への負担

片頭痛など、頭痛そのものの評価が必要な場合

片頭痛では、片側を中心にズキズキする痛み、吐き気、光や音への過敏さなどがみられることがあります。動くとつらくなる場合もあり、発作に伴って首がこわばることもあります。肩が硬いから筋肉だけが原因、と判断しないでください。NHSの片頭痛の解説

頭痛には他の種類や病気によるものもあります。右側か左側か、肩を揉むと楽かという情報だけで診断はできません。繰り返す場合は内科や脳神経内科、頭痛を診る医療機関などへ相談しましょう。

以下は、頭痛の診断ではなく、首・肩への負担を振り返る項目です。姿勢を変えるだけで頭痛の治療が済むという意味ではありません。

長時間のパソコン作業で肩こりと頭痛に悩む女性

2-1. 首や肩の筋肉の緊張

長時間同じ姿勢を続けていると、首や肩周辺の筋肉が緊張しやすくなります。

例えば、

  • パソコン画面を長時間見る
  • スマートフォンを下向きで見る
  • 肩をすくめたまま作業する
  • 頭が前へ出た姿勢になる

といった状態です。

左右どちらかの肩に負担が偏っている場合、その側の首周辺も緊張しやすくなります。

その結果として、片側の肩こりと頭の重さが同時に出ることがあります。

2-2. 猫背や巻き肩

猫背になると、背中が丸くなり、頭が身体の前へ出やすくなります。

頭を支えるために首や肩周辺の筋肉が働き続けるため、肩こりが起こりやすくなります。

さらに巻き肩があると、肩甲骨が外側へ広がり、首や肩への負担が増えることがあります。

左右で肩の使い方が違えば、負担の感じ方に差が出る場合があります。ただし、巻き肩の程度から頭痛の原因や出る側を決めることはできません。

猫背や巻き肩が気になる方はこちらも参考にしてください。

→ 姿勢矯正(猫背・背骨)について

2-3. デスクワーク中の左右差

右手でマウスを長時間使う、片方の肘だけ机につく、身体を片側へ傾けるなど、デスクワーク中には左右差が生まれやすいです。

例えば右手でマウスを使っている方でも、左肘を机について左側へ身体を預けていることがあります。

反対に、右肩を前へ出したままマウス操作を続けている方もいます。

このような姿勢が何時間も続くと、片側の首・肩・肩甲骨周辺に負担が集中します。

「いつも同じ側の肩が凝り、その側に頭痛が出る」という経過は、医療機関で頭痛を相談する際にも伝えてください。作業中の姿勢は、肩への負担を見直すための情報として確認します。

2-4. 肩甲骨の動きが少ない

肩甲骨は、腕や肩を動かすときに重要な役割をしています。

しかしデスクワークやスマートフォン中心の生活では、腕を大きく動かすことが少なくなります。

その結果、肩甲骨周辺の筋肉が動きにくくなり、首や肩周辺が代わりに頑張りすぎることがあります。

肩甲骨の内側がいつも凝る方や、肩を回しても背中が硬いと感じる方は、こちらの記事も参考にしてください。

→ 肩甲骨の内側だけ痛い・凝るのはなぜ?原因と対処法

2-5. スマートフォンを見る姿勢

スマートフォンを見るときは、頭が下を向き、首が前へ出やすくなります。

さらに、

  • 片手でスマートフォンを持つ
  • 片肘を机につく
  • ソファで片側にもたれる
  • 横向きで寝ながら見る

といった姿勢が続くと、首や肩への負担が片側に偏りやすくなります。

スマートフォンを見る時間が長い方は、頭痛が出る前の姿勢も振り返ってみてください。

2-6. 目の疲れと姿勢の悪化

パソコンやスマートフォンを長時間見ると、目の疲れを感じる方も多いと思います。

画面を見ようとして顔を前へ近づけたり、無意識に目を細めたりすると、さらに頭が前へ出た姿勢になります。

その結果、首や肩への負担が増え、肩こりと頭の重さを同時に感じることがあります。

目の疲れだけが原因とは限りませんが、長時間画面を見る方は、こまめに休憩を取ることも大切です。

3. 肩こりと片側頭痛が出やすい人のセルフチェック

次の項目に当てはまるものがないか確認してみてください。

  • 肩こりが強くなると頭も重くなる
  • 頭痛がいつも右側または左側に出る
  • 片側の肩こりが特に強い
  • 首の付け根が重い
  • 肩甲骨の内側も凝る
  • デスクワークが長い
  • スマートフォンを見る時間が長い
  • 猫背や巻き肩が気になる
  • 左右で肩の高さが違う
  • 片方の肘を机につく癖がある
  • マウス操作を長時間続ける
  • 目の疲れを感じやすい
  • マッサージしても肩こりを繰り返す

この一覧は肩こり由来の頭痛を判定するものではありません。複数当てはまっても病名や原因は決まらないため、続く頭痛は医療機関に相談してください。

4. 肩を揉んでも頭痛を繰り返すときは

マッサージのあとに肩が軽くなっても、頭痛の原因が確認できたわけではありません。頭痛を繰り返す場合は、肩の硬さや姿勢だけで説明せず、医療機関で頭痛そのものを評価してもらいましょう。

頭痛が始まる時刻、続く時間、吐き気や光・音への反応、薬を使った日などを記録すると相談に役立ちます。薬を使う回数が増えている場合も、自己判断で増量せず医師や薬剤師に伝えてください。

肩の負担について当院で相談する場合は、医療機関の診断や注意点を共有してください。

大阪西区針灸整骨院の肩こり施術について

5. 自宅でできる肩の負担軽減と、頭痛があるときの注意

次の運動は、緊急性のある症状やけがによる強い痛みがなく、医療機関から制限されていない場合の一般的な肩のケアです。頭痛を治す目的で無理に首を伸ばさないでください。頭痛が強いときや動くと悪化するときは運動を控え、痛み・しびれ・めまいが出たら中止します。

肩こりと頭の重さを感じて首を休める女性

5-1. 首から肩をゆっくり伸ばす

背筋を軽く伸ばして座ります。

右側の首や肩がつらい場合は、頭をゆっくり左へ倒します。

左側がつらい場合は反対方向へ倒します。

無理に強く引っ張らず、心地よく伸びる範囲で20秒程度行いましょう。

5-2. 肩甲骨を動かす

両肩をゆっくり後ろへ回します。

肩だけではなく、肩甲骨が背中の中央へ寄る感覚を意識してみましょう。

デスクワーク中は、30分から1時間程度を目安に一度身体を動かす習慣もおすすめです。

5-3. パソコン画面の位置を見直す

モニターが低すぎると、頭が下を向きやすくなります。

画面はできるだけ身体の正面に置き、顔を近づけすぎずに見られる位置へ調整しましょう。

ノートパソコンを長時間使う場合は、作業環境を見直すことも大切です。

5-4. 画面から目を離す時間を作る

長時間パソコンやスマートフォンを見続けないようにしましょう。

定期的に遠くを見たり、立ち上がったりすることで、目だけではなく首や肩も休ませることができます。

5-5. 同じ姿勢を続けない

良い姿勢でも、長時間固定すれば身体への負担になります。

こまめに立ち上がり、肩や首を軽く動かしましょう。

ストレッチだけでは肩こりが戻る方はこちらも参考にしてください。

→ 肩こりはストレッチだけでは戻る?姿勢との関係はこちら

6. 右側だけ頭痛が出る場合と左側だけ出る場合に違いはある?

頭痛が出る側だけで原因を決めることはできません。

右側に出る方でも、

  • 右肩が強く凝る
  • 右手でマウスを長時間使う
  • 右肩が巻き肩になっている

といったケースがあります。

一方、左側の場合も、

  • 左肩だけ凝る
  • 左肘を机につく
  • 左側へ身体を傾ける
  • 左肩にバッグをかける

など、日常生活の左右差が関係していることがあります。

左肩だけの肩こりについて詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

→ 左肩だけ凝るのはなぜ?原因の考え方・受診目安と対処法

7. 整骨院では肩こりと片側の頭痛をどう確認する?

長時間のパソコン作業で肩こりと頭痛に悩む女性

肩こりと頭の重さを感じる場合、肩だけではなく身体全体の状態を確認します。

例えば、

  • 首の動き
  • 左右の肩の高さ
  • 首から肩の筋肉の緊張
  • 猫背
  • 巻き肩
  • 肩甲骨の位置
  • 肩甲骨の左右差
  • 腕の動き
  • 背骨のバランス
  • 骨盤周辺の左右差
  • デスクワーク中の姿勢
  • スマートフォンを見る姿勢

などです。

身体の使い方の左右差は、肩への負担を相談する情報の一つです。整骨院で姿勢や筋肉を確認するだけでは、頭痛の診断や重大な病気の除外はできません。受診が必要な場合は施術より医療機関での評価を優先します。

8. 頭痛の相談で伝えたいこと

急な強い頭痛や神経の異常がある場合は、冒頭の救急対応を優先してください。緊急のサインがない場合も、繰り返す・悪化する・普段と違う頭痛は相談が必要です。

  • いつから、どれくらいの頻度・時間で痛むか。
  • 片側か両側か、痛み方、動くと悪化するか。
  • 吐き気、光や音への敏感さ、見え方やしびれなどの変化。
  • 使っている薬と、薬を飲んだ日数。
  • 事故・頭を打った経験、妊娠・出産などの背景。

記録がなくても受診できます。症状が強い場合は、日記をつけて様子を見ることより相談を優先してください。

9. 肩こりと片側の頭痛でお悩みの方へ

肩こりと片側の頭痛に悩む女性の首と肩の状態

肩こりと片側の頭痛が同時に出るときは、頭痛自体の評価と、肩への負担の見直しを分けて考えましょう。首や肩の緊張だけが原因とは限りません。

特に、

  • 肩こりが強くなると頭も重くなる
  • いつも同じ側に頭痛が出る
  • デスクワークが長い
  • 猫背や巻き肩が気になる
  • 片側だけ肩こりが強い
  • 肩甲骨の内側も凝る
  • マッサージをしてもすぐ戻る

という方も、まず頭痛について医療機関へ相談してください。肩の負担を当院で相談する場合は、受診した結果や注意点を共有してください。

大阪西区針灸整骨院では、肩こりを感じている部分だけではなく、首・肩甲骨・背中・骨盤など身体全体のバランスを確認しながら、一人ひとりに合わせた施術を行っています。

「肩こりと一緒に頭も重い」

「右側だけ、左側だけ頭痛が出る」

「肩を揉んでも頭の重さまで繰り返す」

という方は、頭痛の受診先を確認したうえで、日常の肩への負担についてもご相談ください。整骨院での施術は、頭痛の診断・治療に代わるものではありません。

施術内容や料金について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

→ 施術メニュー・料金はこちら

肩こり全体について詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

→ 大阪西区針灸整骨院の肩こり施術について

肩こりと片側の頭痛だけでなく、肩こり全体の原因や、デスクワーク・猫背・巻き肩・肩甲骨の動きについて詳しく知りたい方は、「肩こりの原因と対処法|整骨院が詳しく解説」も参考にしてください。

当院のご案内・アクセス

院名
大阪西区針灸整骨院
住所
〒550-0014
大阪府大阪市西区北堀江2丁目1-2
電話番号
06-6539-0117

アクセス方法

  • 長堀鶴見緑地線「西大橋」駅3番出口を出てすぐ
  • 御堂筋線・四ツ橋線「四ツ橋」駅から徒歩4分
  • 千日前線「西長堀」駅から徒歩7分

診療時間・定休日

 月火水木金土
9:00~13:00 ●●●●●●
16:00~20:00 ●●●●●×
休診日:日・祝

ご予約・お問い合わせはお気軽にご連絡ください

LINEお問い合わせの流れ・無料相談について

LINE友だち追加

初回限定キャンペーン

ページトップに戻る

電話をかける