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四ツ橋で股関節痛に悩む患者さんから、次のようなご質問をよくいただきます。
「股関節が痛いときもストレッチをした方がよいですか?」
「股関節の前側が詰まるのは、腸腰筋が硬いからですか?」
「開脚を続ければ股関節痛は改善しますか?」
「骨盤の歪みを整えれば、片側の痛みはなくなりますか?」
「ストレッチ後に痛くなるのは、効いている証拠ですか?」
「どのような股関節痛なら整形外科へ行くべきですか?」
股関節痛がある患者さんにとって、ストレッチは身近なセルフケアです。
動画やSNSでも、開脚、腸腰筋伸ばし、お尻のストレッチ、内もも伸ばしなど、さまざまな方法が紹介されています。
しかし、股関節痛は筋肉の硬さだけで起こるわけではありません。
関節内の炎症、骨や軟骨の変化、股関節周辺の腱への負担、神経の刺激、発育期の病気などでも、似た症状が現れます。
そのため、四ツ橋で股関節痛に合うストレッチを選ぶには、痛みの場所だけではなく、発症のきっかけや動作、年齢、運動歴などを確認する必要があります。
この記事では、股関節痛とストレッチについて、患者さんから特に多い6つの疑問に詳しく回答します。
股関節は、骨盤のくぼみに大腿骨頭がはまり込む関節です。
立つ、歩く、走る、階段を上る、しゃがむといった動作を行いながら、上半身の重さを支えています。
また、股関節は腰、骨盤、膝、足首と連動します。
股関節そのものに問題がなくても、腰や足首の動きが低下すると、股関節へ負担が集中することがあります。
反対に、股関節の動きが低下すると、腰や膝が動きを補い、別の部位へ痛みが現れることもあります。
・階段の上り下りがつらい
・しゃがむと脚の付け根が痛い
・長時間歩くと鼠径部が痛む
・立ち上がりの一歩目が痛い
・走る、蹴る、方向転換で痛む
・股関節を動かすと音が鳴る
・引っ掛かりやロック感がある
・靴下を履きにくい
・爪を切る姿勢がつらい
・お尻から脚にしびれが出る
・片脚へ体重をかけると痛む
・股関節が抜けそうに感じる
変形性股関節症では、立ち上がりや歩き始めの鼠径部痛、可動域制限、靴下を履く動作の困難などがみられ、進行すると持続痛や夜間痛が現れることがあります。
スポーツなどで、走る、蹴る、急に方向を変える動作を繰り返す患者さんにみられることがあります。
筋肉の柔軟性だけでなく、体幹や骨盤、股関節の協調性、練習量、フォームなどが関係する場合があります。
股関節を動かした際に、腱などが骨の近くを移動し、弾かれるような感覚や音が生じます。
音だけで痛みがなければ問題にならない場合もありますが、痛みや引っ掛かりを伴う場合は確認が必要です。
お尻の深部にある梨状筋周辺で坐骨神経が刺激され、お尻から脚へ痛みやしびれが出ることがあります。
ただし、同じような症状は腰椎の神経障害でも起こるため、自己判断は避けましょう。
関節軟骨や骨などに変化が生じ、痛みや可動域制限が現れる状態です。
患者さんによっては、股関節ではなく、お尻、太もも、膝の周辺に痛みを感じることもあります。
ペルテス病、大腿骨頭すべり症、単純性股関節炎などでは、子どもが股関節ではなく膝の痛みを訴えることがあります。
歩き方が変わった、足を引きずる、運動を嫌がるといった変化がある場合は、ストレッチをさせず整形外科へ相談してください。
日本整形外科学会も、股関節周辺の病気として変形性股関節症、形成不全、大腿骨頭壊死症、骨折、鼠径部痛症候群など、複数の疾患を挙げています。

A.すべての股関節痛にストレッチが適しているわけではありません。
軽い筋肉のこわばりや、長時間同じ姿勢を続けた後の動かしにくさであれば、痛みのない範囲で小さく動かすことが役立つ場合があります。
一方で、次のような状態では、ストレッチを控える必要があります。
・転倒やスポーツ中の負傷直後
・脚へ体重をかけられない
・安静時にも強く痛む
・股関節が赤く腫れている
・発熱を伴っている
・関節がロックしたように動かない
・しびれや筋力低下が進んでいる
・子どもの歩き方が急に変わった
これらの症状がある場合、筋肉を伸ばすことより、医療機関で原因を確認することが優先です。
また、股関節の前側に鋭い痛みがある患者さんが、膝を胸へ強く引き寄せるストレッチを行うと、痛む部分をさらに圧迫する可能性があります。
内ももが痛む患者さんが、無理な開脚をすると、筋肉や腱の付着部へ負担をかける場合もあります。
ストレッチを行うかどうかは、次の基準で判断しましょう。
・動かしても痛みが強くならない
・鋭い痛みではなく、軽い伸び感である
・しびれや引っ掛かりが出ない
・終了後に歩きにくくならない
・翌日に痛みが増えない
ストレッチ後に症状が強くなる場合は、その方法が現在の状態に合っていない可能性があります。
四ツ橋で股関節痛に悩む患者さんは、痛いほど伸ばすのではなく、まず痛みの原因と動作の特徴を確認してください。
A.腸腰筋の緊張が関係する場合はありますが、前側の詰まりだけで原因を断定することはできません。
腸腰筋は、腰椎や骨盤付近から大腿骨へつながり、股関節を曲げる働きをします。
デスクワークなどで長時間座っていると、股関節を曲げた姿勢が続くため、立ち上がった際に前側が伸びにくく感じることがあります。
しかし、股関節の前側の詰まりには、次のような要因も考えられます。
・股関節を深く曲げた際の関節内の刺激
・大腿骨頭と骨盤側の形状の影響
・関節周辺の炎症
・大腿直筋など別の筋肉の緊張
・骨盤を後ろへ倒した座り方
・股関節の安定性不足
・腰や骨盤の動きを股関節で補っている
・運動時の繰り返し動作
前側が詰まる患者さんが、腸腰筋ストレッチとして脚を大きく後ろへ引くと、腰だけを反らしてしまうことがあります。
この場合、腸腰筋を適切に伸ばせず、腰部へ負担をかける可能性があります。
試す場合は、次のように小さく行いましょう。
1.壁へ手を添える
2.片脚を半歩だけ後ろへ引く
3.両方のつま先を正面へ向ける
4.腰を反らさず、骨盤を少し前へ移動する
5.脚の付け根が軽く伸びる位置で止める
股関節の奥に痛みや挟まる感覚が出る場合は中止してください。
前側の詰まりには、ストレッチよりも座り方の改善、股関節の小さな運動、お尻や体幹の筋力改善が必要な場合もあります。
四ツ橋で股関節痛に対するストレッチを探している患者さんは、「前側が痛いから腸腰筋」と決めつけないことが大切です。
A.開脚で改善する股関節痛もありますが、すべての患者さんに必要な方法ではありません。
開脚では、主に内転筋群など内ももの筋肉が伸ばされます。
内ももの柔軟性が低下し、股関節の動きを妨げている患者さんには役立つ場合があります。
一方、次のような患者さんには、無理な開脚が適さない可能性があります。
・鼠径部に鋭い痛みがある
・股関節に引っ掛かりを感じる
・内ももの付着部が痛む
・開脚後に歩くと痛い
・股関節が不安定に感じる
・過去に股関節の手術を受けている
・変形性股関節症などを診断されている
股関節の骨の形や関節の向きには個人差があります。
そのため、努力すれば誰でも同じ角度まで開脚できるとは限りません。
他人と角度を比べたり、床につくまで押し込んだりする必要はありません。
開脚を行う場合は、次の方法から始めましょう。
1.椅子へ座る
2.両足を肩幅より少し広げる
3.背筋を保ったまま、骨盤から少し前へ傾ける
4.内ももに軽い伸び感が出たところで止める
5.20秒ほど呼吸する
厚生労働省の健康情報でも、ストレッチは痛くなく気持ちよい程度で行い、反動をつけず、呼吸を止めないことが基本とされています。
痛みを我慢して開脚を続けることは、柔軟性改善ではなく組織への負担になる可能性があります。
A.骨盤周辺の左右差が負担に関係することはありますが、骨盤だけが原因とは限りません。
股関節は骨盤と大腿骨で構成されるため、骨盤の傾きや動きは股関節の負担に影響します。
日常生活で次のような習慣が続くと、筋肉の緊張や重心移動に左右差が生じることがあります。
・いつも同じ脚を組む
・同じ肩へ鞄をかける
・片脚へ体重を乗せて立つ
・同じ手だけで荷物を持つ
・テレビやモニターを斜めから見る
・横座りをする
・スポーツで同じ方向へ回転する
しかし、見た目の骨盤の高さが違うからといって、必ず骨自体が大きくずれているわけではありません。
筋肉の緊張、立ち方、膝の曲げ方、足部の状態などでも高さは変わります。
また、片側の股関節痛には次のような原因もあります。
・過去のけが
・股関節の形成や骨の形状
・軟骨や関節の変化
・スポーツや仕事による反復負荷
・片側の筋力低下
・足首や膝の可動域不足
・腰部の神経の刺激
そのため、骨盤矯正だけでなく、股関節の可動域、筋力、歩行、膝や足首の動きまで確認する必要があります。
大阪西区針灸整骨院では、骨盤だけを一律に矯正するのではなく、患者さんの身体全体を確認します。
四ツ橋で股関節痛に悩む患者さんには、必要に応じて骨盤周辺への整体、筋肉への施術、動作練習、ストレッチ指導などを組み合わせます。
A.ストレッチ後の痛みは、必ずしも効いている証拠ではありません。
健康な筋肉を運動した後に、軽い張りや筋肉痛を感じることはあります。
しかし、股関節痛がある患者さんの場合、次のような変化は負担が強過ぎた可能性があります。
・関節の奥がズキズキする
・歩くたびに痛みが出る
・夜間痛が強くなる
・脚を上げにくくなる
・引っ掛かりが増える
・脚へのしびれが広がる
・翌日以降も強い痛みが残る
ストレッチの目的は、痛みに耐えることではありません。
痛みを我慢すると、防御反応によって筋肉がさらに緊張する場合があります。
自宅で行う場合は、痛みを0から10で表し、次のような目安で調整してください。
・0~2:違和感がほとんどない範囲
・3:軽い伸び感で、終了後に残らない範囲
・4以上:負担が強い可能性があるため中止を検討する
・鋭い痛み、しびれ、ロック感:数値に関係なく中止する
ストレッチ後は、その場だけでなく、次の時間帯や翌日の変化まで確認しましょう。
「直後は柔らかくなったが、翌朝に痛い」という場合は、強度や方法を見直す必要があります。
四ツ橋で股関節痛へのストレッチを続ける際は、回数を増やすことより、症状が悪化しない範囲を守ることが大切です。
A.強い痛み、外傷、発熱、歩行困難、夜間痛、子どもの歩行異常などがある場合は、整形外科などの医療機関を優先してください。
特に注意したいのは、次の症状です。
・転倒や事故の後から痛い
・脚へ体重をかけられない
・股関節が急に動かなくなった
・強い腫れや赤みがある
・発熱を伴う
・安静にしても痛い
・夜中に痛みで目が覚める
・症状が急速に悪化する
・脚の力が入りにくい
・しびれが広がっている
・排尿や排便に異常がある
・がんや感染症などの既往がある
・子どもが足を引きずる
・子どもが膝を痛がり、歩き方が変わった
変形性股関節症では、初期に立ち上がりや歩き始めの痛みがみられ、進行すると可動域制限、持続痛、夜間痛が現れることがあります。診断には診察やレントゲンなどが必要です。
子どもの股関節疾患では、股関節ではなく膝の痛みとして現れることもあります。
子どもが歩き方を変えている場合は、「身体が硬いから」とストレッチをさせず、医療機関へ相談しましょう。
大阪西区針灸整骨院では、診断や画像検査はできません。
医療機関での検査が必要と考えられる症状については、無理に整体を行わず、適切な受診をおすすめします。
医療機関を優先すべき症状がなく、日常生活を送れる程度の股関節痛であれば、痛みのない範囲で小さな運動から始めます。
次の動作を無理のない範囲で確認してください。
・立ち上がる
・5歩ほど歩く
・膝を軽く上げる
・脚を少し外へ開く
・椅子へ座る
どの動作で、どこに、どのような痛みが出るかを記録します。
「何となく股関節が痛い」という状態から、「立ち上がりの最初だけ前側が痛い」のように整理すると、ケアを選びやすくなります。
1.仰向けで膝を立てます
2.鼻からゆっくり息を吸います
3.脇腹や背中へ空気を入れるように意識します
4.口から長く息を吐きます
5.5回繰り返します
身体の力みを減らしてから動かすことで、必要以上に股関節周辺へ力が入るのを防ぎます。
1.仰向けで両膝を立てます
2.片方のかかとを床につけたまま前へ滑らせます
3.痛みのない範囲まで脚を伸ばします
4.ゆっくり元へ戻します
5.左右5~10回行います
股関節を大きく伸ばすのではなく、軽く動かすことが目的です。
複数の方法を一度に行うと、どの動作が合わなかったのか分からなくなります。
最初は一つだけ試し、その後の変化を確認してください。
・内ももが張る場合は椅子で軽く脚を開く
・お尻が張る場合は仰向けで足首を反対側の太ももへ乗せる
・前側が張る場合は立位で半歩だけ脚を後ろへ引く
どの方法も、痛みではなく心地よい伸び感で止めます。
ストレッチ後に、再び立ち上がりや歩行を確認します。
・動きやすくなった
・変化がない
・痛みが強くなった
・別の場所が痛くなった
痛みが強くなった場合は、その方法を続けないでください。
四ツ橋で股関節痛に悩む患者さんに対し、大阪西区針灸整骨院では、痛む場所だけでなく身体全体を確認します。
・いつから痛いか
・急に痛くなったか
・徐々に痛くなったか
・負傷のきっかけがあるか
・どの時間帯に痛いか
・安静時や夜間も痛むか
急性の外傷や重い疾患が疑われる場合は、医療機関での確認を優先します。
・曲げる
・伸ばす
・外へ開く
・内へ閉じる
・内外へひねる
痛む方向と動かしにくい方向が同じとは限りません。
動く範囲だけでなく、途中の引っ掛かりや、骨盤が代わりに動いていないかも確認します。
・腸腰筋
・大腿筋膜張筋
・内転筋群
・大臀筋
・中臀筋
・深層外旋筋群
・ハムストリングス
硬さだけではなく、力を入れられるか、左右で働き方が異ならないかも大切です。
股関節痛がある患者さんでは、次のような動きがみられることがあります。
・片脚立ちで骨盤が傾く
・膝が内側へ入る
・足首が曲がらない
・腰を大きく反らして脚を後ろへ引く
・歩行時に身体を左右へ揺らす
・痛む側へ体重を乗せられない
股関節だけを伸ばしても、これらの動作が変わらなければ、負担が繰り返される可能性があります。
大阪西区針灸整骨院では、次のような点も確認します。
・デスクや椅子の位置
・脚を組む癖
・立ち仕事の姿勢
・荷物の持ち方
・階段の使用頻度
・ランニング距離
・スポーツのフォーム
・練習量の増加
・使用している靴
ストレッチだけでなく、股関節痛を引き起こしている負担そのものを減らすことが重要です。
四ツ橋で股関節痛に悩む患者さんへ、全員に同じストレッチをお伝えするわけではありません。
身体の状態によって、次のように方針が変わります。
・筋肉の緊張が強い場合は、無理のない施術とストレッチ
・動き過ぎて不安定な場合は、筋力と安定性の練習
・足首が硬い場合は、足首の可動域改善
・座り方に問題がある場合は、デスク環境の見直し
・スポーツ負荷が強い場合は、フォームと練習量の調整
・関節疾患が疑われる場合は、医療機関への相談
大阪西区針灸整骨院では、「痛い部分を揉むだけ」「骨盤だけを整えるだけ」ではなく、再び負担が集中しにくい身体の使い方までサポートします。

四ツ橋で股関節痛に悩み、ストレッチ方法が分からない患者さんは、まず「柔らかくすれば治る」という考えから離れることが大切です。
股関節痛への対応では、次の5つを意識してください。
1.強い痛みや危険な症状がないか確認する
2.どの動作で痛むかを整理する
3.痛い方向へ無理に伸ばさない
4.ストレッチ後と翌日の変化を見る
5.股関節以外の動きや生活習慣も見直す
股関節周辺の柔軟性維持や筋力維持は、関節機能を保つために重要です。一方で、痛みの原因や関節の状態に合った方法を選ぶ必要があります。
四ツ橋で股関節痛へのストレッチを探している患者さんの中には、動画を真似しても改善しない、開脚をすると痛い、ストレッチ後に悪化するといった方もいらっしゃいます。
そのような場合は、現在の身体に合っていない方法を続けるのではなく、一度状態を確認しましょう。
大阪西区針灸整骨院では、股関節、骨盤、腰、膝、足首、姿勢、歩行を確認し、患者さんに必要なセルフケアを分かりやすくお伝えします。
ただし、転倒後の強い痛み、荷重困難、発熱、腫れ、夜間痛、進行するしびれ、子どもの歩行異常などがある場合は、整形外科などの医療機関を優先してください。
痛みを我慢して無理なストレッチを続けるのではなく、原因と状態に合ったケアを選び、階段、歩行、立ち座りを安心して行える身体を目指しましょう。