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パソコンやスマートフォンを長時間使ったあと、目の疲れと肩こりを同時に感じることがあります。作業姿勢や休憩不足が共通のきっかけになる一方、見え方の問題や目の病気が隠れている場合もあります。

画面に集中すると、まばたきが減り、頭が前へ出た姿勢が続きやすくなります。目の乾きやピント調節の負担に加え、首・肩の筋肉も同じ状態で働き続けるため、両方の症状が現れることがあります。
短い休息や睡眠で軽くなる一時的な疲れ目に対し、休んでも目の痛み・かすみ・頭痛などが続く状態は眼精疲労と呼ばれます。度の合わない眼鏡、ドライアイ、目の病気などが関係することもあるため、続く場合は眼科で確認してください。
眼球を強く押す、目の周囲を強く揉む、首を勢いよく回すことは避けましょう。温めると楽になる人もいますが、目の充血・痛み・炎症がある場合は自己判断で続けないでください。
休んでも目の痛みやかすみが続く、視力が低下した、片目だけ見えにくい、物が二重に見える場合は眼科へ。突然見えなくなる、視野が欠ける、激しい眼痛や吐き気がある場合は早急な受診が必要です。
手のしびれや筋力低下、肩が上がらない、夜も痛む、発熱を伴う場合は整形外科へ相談してください。目と肩の症状を一つの原因だけで説明しないことが大切です。
迷ったときは「いま目に起きている症状」と「首・肩・腕の症状」を分けて考えます。突然の見えにくさや強い眼痛がある場合は、肩の施術の予約を待たず眼科・救急へ相談してください。軽い疲れだけでも、休んで改善しない場合は眼科で確認しましょう。
目の症状がなく、肩の動かしにくさや腕のしびれが中心なら整形外科が相談先になります。両方の症状があるときは、先に受診した医療機関でもう一方の症状を伝え、必要な診療科への相談につなげます。

画面の文字を大きくする、映り込みを減らす、入力機器を近づけるなどの工夫はできますが、目の病気の診断の代わりにはなりません。日本眼科医会「パソコンと目」も、作業環境や休息の工夫に加え、目の異常が続く場合の眼科受診を案内しています。
詳しい日常の対策は、眼精疲労と肩こりの原因・対策の解説にまとめています。この記事では受診先と、相談時の伝え方を中心に確認してください。

目は乾き・かすみ・痛み・二重に見えるなど、肩は張り・動かしたときの痛み・しびれなどに分けてメモします。作業をして何時間でつらくなるか、休んだ後や翌朝にどう変わるかも役立ちます。普段の眼鏡やコンタクトの使用状況、使っている目薬も伝えてください。痛みを再現するために画面を見続ける必要はありません。
肩のつらさが和らいでも、目の病気や眼鏡の度数の問題が解決したとは限りません。休んでも続く目の症状は眼科へ相談してください。温熱を使う場合も、肩を温めるときの注意点を守り、目に熱いタオルを押し当てないでください。
身長、見え方、作業内容が違えば、合う設定も変わります。家族で共通する環境と肩こりも参考に、自分に合わせて調整しましょう。
肩こりと眼精疲労は、長時間の画面作業や休憩不足を共通のきっかけとして起こることがあります。作業環境を整え、症状が続く場合は眼科や整形外科で原因を確認しましょう。
参考:日本眼科医会「疲れ目(眼精疲労)ってなんだろう?」、日本整形外科学会「肩こり」
本記事は一般的な情報です。個別の診断や治療を代わりに行うものではありません。