肩こりからくる歯の痛み?その原因と整骨院でできる根本解決法

「肩こりがひどいと歯まで痛くなる気がする…」そんな経験はありませんか?一見関係なさそうに見える肩こりと歯の痛みですが、実は身体の歪みやストレス、顎関節の不調などが複雑に絡み合い、同時に発生することが少なくありません。この記事では、なぜ肩こりと歯の痛みが連動するのか、その意外なメカニズムから具体的な原因まで詳しく解説いたします。そして、整骨院で受けられる根本的な治療法と、ご自身でできるセルフケアや予防策までご紹介。この記事を読み終える頃には、長年のつらい症状から解放されるための道筋がきっと見えてくるでしょう。

1. 肩こりと歯の痛みが同時に起こる理由

肩こりと歯の痛みは、一見するとそれぞれ異なる症状に思えるかもしれません。しかし、私たちの身体はすべて繋がっており、意外なところで密接な関係を持っています。首や肩の慢性的な緊張が、頭部や顔面に影響を及ぼし、結果として歯の痛みとして現れるケースは少なくありません。この章では、なぜ肩こりと歯の痛みが同時に起こるのか、その複雑なメカニズムを詳しく解説いたします。

1.1 歯の痛みが肩こりと関連する意外なメカニズム

歯の痛みと肩こりの関連性には、主に二つのメカニズムが考えられます。一つは「関連痛(放散痛)」と呼ばれる現象、もう一つは「筋膜のつながり」によるものです。

関連痛とは、身体のある部位に生じた痛みが、その場所から離れた別の部位に感じられる現象を指します。肩や首の筋肉が過度に緊張すると、その周辺を通る神経が圧迫されたり、興奮したりすることがあります。特に、顔面や顎、歯の感覚を司る「三叉神経」と、首や肩の動きを司る「頸神経」は、脳幹の近くで互いに情報交換を行っています。そのため、首や肩の筋肉の緊張が三叉神経に影響を及ぼし、結果として歯に痛みを感じさせることがあるのです。

例えば、僧帽筋や胸鎖乳突筋といった首から肩にかけての筋肉、あるいは側頭筋や咬筋といった咀嚼に関わる筋肉の緊張が、関連痛として歯の痛みや顎の不快感を引き起こすことがあります。実際に、肩こりがひどいときに奥歯が浮いたように感じたり、歯が締め付けられるような痛みを訴える方もいらっしゃいます。

また、私たちの身体は全身を覆う「筋膜」によって繋がっています。筋膜は筋肉だけでなく、骨や内臓、神経、血管なども包み込み、全身を一つながりのネットワークとして機能させています。肩や首の筋膜が緊張し、硬くなることで、その緊張が筋膜のラインを通じて頭部や顔面、そして顎へと波及することがあります。この筋膜の緊張が、顎関節の動きを制限したり、咀嚼筋に過剰な負担をかけたりすることで、歯の痛みへと繋がる可能性も指摘されています。

これらのメカニズムを理解することは、単なる歯の治療だけでは改善しない、慢性的な歯の痛みの原因を探る上で非常に重要です。

1.2 顎関節の不調が肩こりや歯の痛みに影響

顎関節は、口を開け閉めするだけでなく、食事や会話といった日常生活に欠かせない重要な関節です。この顎関節に不調が生じると、全身に様々な影響を及ぼすことが知られています。

顎関節の不調、いわゆる顎関節症は、噛み合わせの悪さ、歯ぎしりや食いしばり、ストレスなどが原因で起こることが多く、顎の痛みやクリック音、口が開きにくいといった症状が一般的です。しかし、顎関節の不調は、顎周辺の筋肉だけでなく、頭部、首、肩へと影響を広げることがあります。

顎関節の動きが悪くなると、咀嚼筋(咬筋、側頭筋など)が過剰に働き、緊張します。これらの筋肉は頭蓋骨と繋がっており、その緊張は頭部の筋肉、さらには首や肩の筋肉へと伝わります。特に、顎関節と首の筋肉は密接に連携しているため、顎関節の歪みが首の傾きや姿勢の悪化を引き起こし、肩こりを慢性化させる要因となることがあります。

さらに、顎関節の不調は歯の痛みにも直結します。噛み合わせのバランスが崩れることで、特定の歯に過度な負担がかかり、歯がしみたり、痛みを感じたりすることがあります。また、顎関節周辺の神経が圧迫されることで、関連痛として歯の痛みが生じることも考えられます。顎関節の不調が引き起こす主な影響を以下にまとめました。

顎関節の不調 肩こりへの影響 歯の痛みへの影響
咀嚼筋の過緊張 頭部・首・肩の筋肉への波及 歯への過剰な負担、関連痛
噛み合わせの歪み 姿勢の悪化、身体のバランス崩壊 特定の歯の痛み、歯周組織への影響
顎関節の炎症・痛み 首や顔面の筋肉の防御性収縮 神経圧迫による放散痛

このように、顎関節の不調は、肩こりや歯の痛みを引き起こすだけでなく、それらの症状を悪化させる要因にもなり得るため、根本的な改善には顎関節へのアプローチが不可欠です。

1.3 自律神経の乱れと肩こり歯の痛みの関係

私たちの身体は、意識とは関係なく内臓の働きや体温調節などをコントロールする「自律神経」によって支えられています。自律神経には、活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」があり、この二つのバランスが心身の健康を保つ上で非常に重要です。

ストレスや不規則な生活、睡眠不足などが続くと、自律神経のバランスが乱れ、特に交感神経が過剰に優位になることがあります。交感神経が優位な状態が続くと、身体は常に緊張状態となり、血管が収縮して血行が悪くなったり、筋肉が硬直しやすくなったりします。これが、肩や首の筋肉の慢性的な緊張、つまり肩こりを引き起こす大きな要因の一つです。

さらに、自律神経の乱れは、歯の痛みにも深く関わっています。ストレスによる交感神経の過剰な興奮は、無意識の食いしばりや歯ぎしりを誘発することがあります。日中や睡眠中の食いしばりや歯ぎしりは、歯や顎関節に非常に強い負担をかけ、歯の痛みや顎の不調を引き起こす原因となります。また、血行不良は歯茎の健康状態にも影響を与え、歯周病を悪化させる可能性もあります。

自律神経の乱れは、痛みの感じ方にも影響を与えます。交感神経が優位な状態では、身体が過敏になり、わずかな刺激でも痛みを感じやすくなることがあります。そのため、肩こりや歯の痛みがなかなか改善しない、あるいは痛みが強く感じられる背景には、自律神経の乱れが潜んでいる可能性も考えられます。

肩こりや歯の痛みが続くと、それが新たなストレスとなり、さらに自律神経の乱れを悪化させるという悪循環に陥ることもあります。このような状態では、身体的なアプローチだけでなく、心身のリラックスを促し、自律神経のバランスを整えることが、症状の改善に繋がる重要な鍵となります。

2. 肩こりからくる歯の痛みの主な原因

2.1 姿勢の悪さが引き起こす身体の歪み

日頃の生活習慣の中で無意識にとっている姿勢は、身体の様々な部分に影響を及ぼします。特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、猫背や巻き肩、いわゆるスマホ首といった不良姿勢が習慣化すると、身体の重心が崩れ、骨盤や背骨に歪みが生じやすくなります

このような身体の歪みは、首や肩周りの筋肉に過度な負担をかけ、慢性の肩こりを引き起こす大きな原因となります。さらに、首や肩の筋肉の緊張は、頭部を支えるバランスを崩し、結果として顎関節にも影響を与えることがあります。顎関節は、咀嚼だけでなく、頭部の位置を安定させる役割も担っているため、首や肩の歪みが直接的または間接的に顎関節に不調をもたらし、それが歯の痛みとして感じられるケースがあるのです。

例えば、片側に重心が偏った姿勢を続けていると、身体の左右のバランスが崩れ、顎の動きにも偏りが生じることがあります。これにより、特定の歯や顎関節に過剰な負担がかかり、歯の痛みや顎関節の不調、さらには顔の筋肉の緊張へとつながることがあります。不良姿勢が長期間にわたって続くと、身体は歪んだ状態に適応しようとしますが、その結果として様々な不調が表面化しやすくなります。

2.2 ストレスによる食いしばりや歯ぎしり

現代社会において、ストレスは避けて通れない問題の一つです。精神的なストレスは、自律神経のバランスを乱し、交感神経が優位な状態が続くことで、無意識のうちに身体の様々な筋肉を緊張させます。特に、睡眠中や集中している時に無意識に行われる食いしばりや歯ぎしりは、ストレスが原因で引き起こされることが多い症状です。

食いしばりや歯ぎしりは、歯や顎関節に非常に大きな負担をかけます。通常、咀嚼筋と呼ばれる顎を動かす筋肉は、食事の時以外はリラックスしている状態が望ましいのですが、食いしばりや歯ぎしりが習慣化すると、これらの筋肉が常に緊張した状態になります。特に、咬筋や側頭筋といった咀嚼筋群は、首や肩の筋肉とも密接に関連しており、これらの筋肉の過緊張は、首や肩への負担を増大させ、肩こりを悪化させる要因となります

また、過度な食いしばりは、歯自体に直接的なダメージを与え、歯の痛みとして感じられることがあります。歯がすり減ったり、ひびが入ったりすることもありますし、歯の根元に負担がかかることで、歯周組織にも影響を及ぼすことがあります。このように、ストレスが引き起こす食いしばりや歯ぎしりは、肩こりと歯の痛みの両方につながる複雑な関係性を持っているのです。日中の集中時や夜間の睡眠時に、無意識に歯を食いしばっていないか意識することも大切です。

2.3 血行不良がもたらす筋肉の緊張

私たちの身体は、血液によって酸素や栄養が運ばれ、老廃物が排出されることで健康な状態を保っています。しかし、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、運動不足、冷えといった要因は、身体の血行を悪化させ、特に首や肩周りの筋肉への血流を滞らせます

血行不良の状態が続くと、筋肉細胞への酸素供給が不足し、疲労物質や痛み物質が蓄積されやすくなります。これにより、筋肉は硬くこわばり、柔軟性を失い、慢性的な肩こりを引き起こします。肩こりによって首や肩の筋肉が緊張すると、その緊張は周囲の神経にも影響を及ぼすことがあります。

特に、首から頭部、顔面へと伸びる神経は多岐にわたり、肩の筋肉の緊張が強くなると、これらの神経が圧迫されたり、刺激を受けたりすることで、歯の痛みとして感じられる関連痛を引き起こすことがあります。これは、実際に歯に問題がなくても、神経を介して痛みが伝わる現象です。また、血行不良は顎関節周辺の筋肉にも影響を与え、顎の動きを悪くしたり、痛みを誘発したりすることもあります。

以下の表は、血行不良が筋肉の緊張と歯の痛みにどのように影響するかをまとめたものです。

原因 身体への影響 結果
長時間の同じ姿勢 筋肉への血流停滞、酸素・栄養不足 筋肉の硬直、疲労物質の蓄積
運動不足 全身の血行不良、代謝機能の低下 筋肉の柔軟性低下、慢性的な肩こり
身体の冷え 血管収縮、血流の悪化 筋肉の緊張増大、痛みの増幅
ストレス 自律神経の乱れ、血管収縮 血行不良の悪化、筋肉の緊張

これらの要因が複合的に作用することで、血行不良が肩こりを悪化させ、さらには歯の痛みへとつながる可能性があることを理解しておくことが大切です。特に冬場やエアコンの効いた環境では、身体の冷えが血行不良を招きやすいため、意識的な対策が求められます。

3. 整骨院で受ける肩こり歯の痛みの根本治療

肩こりからくる歯の痛みは、単なる表面的な症状ではなく、身体の奥深くに原因が潜んでいることが多いものです。整骨院では、その根本原因を特定し、身体全体のバランスを整えることで、症状の改善を目指します。ここでは、整骨院で行われる具体的な治療内容について詳しくご説明します。

3.1 丁寧な問診と検査で原因を特定

整骨院での治療は、まず丁寧な問診と詳細な検査から始まります。患者様一人ひとりの身体の状態や生活習慣は異なるため、画一的な治療ではなく、個別の原因を見つけ出すことが重要です。

問診では、歯の痛みや肩こりがいつから始まったのか、どのような時に痛みを感じるのか、痛みの性質、悪化する要因や軽減する要因など、具体的な症状について詳しくお伺いします。また、過去の病歴、仕事内容、普段の姿勢、ストレスの有無、睡眠の質、食いしばりや歯ぎしりの習慣など、日常生活における様々な情報も丁寧にヒアリングします。

続いて行われる検査では、視診や触診を通じて、身体の歪み、筋肉の緊張具合、関節の可動域などを確認します。特に、肩や首、背骨、骨盤、そして顎関節の動きや位置関係は、肩こりや歯の痛みに深く関わっているため、入念にチェックします。場合によっては、姿勢分析やバランス検査なども行い、身体全体のバランス状態を客観的に評価します。これらの問診と検査を通じて、患者様の症状がどこから来ているのか、その根本原因を多角的に特定していくのです。

3.2 身体の歪みを整える骨盤矯正や姿勢矯正

肩こりや歯の痛みの根本原因の一つに、身体の歪みが挙げられます。特に、骨盤や背骨の歪みは、全身のバランスに大きな影響を与え、肩や首の筋肉に過度な負担をかけたり、自律神経の乱れを引き起こしたりすることがあります。整骨院では、これらの歪みを整えるために、骨盤矯正や姿勢矯正を行います。

骨盤は身体の土台であり、ここが歪むと、その上に位置する背骨も連動して歪みやすくなります。背骨が歪むと、肩や首の筋肉は常に緊張状態となり、血行不良や神経圧迫を引き起こし、肩こりや頭痛、さらには歯の痛みへと繋がることがあります。骨盤矯正は、手技を用いて骨盤の正しい位置と動きを取り戻すことで、身体全体のバランスを整え、筋肉の負担を軽減します。

また、姿勢矯正では、日常生活における不良姿勢が定着してしまっている状態を改善します。猫背や巻き肩、反り腰といった姿勢は、首や肩に常に負担をかけ、顎関節にも悪影響を及ぼす可能性があります。整骨院では、患者様の姿勢を分析し、正しい姿勢を意識できるようアドバイスするとともに、関連する筋肉の調整も行い、身体が自然と正しい姿勢を保てるようにサポートします。これらの矯正を通じて、身体の軸を整え、根本的な症状の改善を目指します。

3.3 筋肉の緊張を和らげる手技療法と電気療法

肩こりや歯の痛みは、多くの場合、筋肉の過度な緊張が深く関わっています。特に、首、肩、背中、そして顎周りの筋肉が緊張すると、血行不良や神経の圧迫を引き起こし、痛みを増幅させることがあります。整骨院では、これらの筋肉の緊張を効果的に和らげるために、手技療法と電気療法を組み合わせて行います。

手技療法では、施術者が手を使って、緊張している筋肉を丁寧にほぐしていきます。具体的な手技には、以下のようなものがあります。

手技の種類 主な効果
マッサージ 筋肉の血行を促進し、老廃物の排出を促します。深部のコリやハリを和らげます。
ストレッチ 硬くなった筋肉や関節の柔軟性を高め、可動域を改善します。
関節モビライゼーション 関節の動きを滑らかにし、周囲の筋肉の緊張を緩和します。

これらの手技により、硬くなった筋肉が緩み、血流が改善されることで、痛みや不快感が軽減されます

電気療法は、手技だけでは届きにくい深部の筋肉や神経にアプローチするために用いられます。低周波や干渉波などの電気刺激を患部に当てることで、以下のような効果が期待できます。

電気療法の効果 詳細
鎮痛効果 電気刺激が神経に作用し、痛みの伝達を抑制します。
血行促進 筋肉の収縮・弛緩を促し、血流を改善します。
筋肉のリラックス効果 硬くなった筋肉を和らげ、自然な弛緩を促します。

これらの療法を組み合わせることで、表面的な痛みだけでなく、深部の筋肉の緊張までもしっかりと解消し、症状の根本的な改善へと導きます。

3.4 顎関節へのアプローチで噛み合わせを改善

肩こりや歯の痛みに悩む方の中には、顎関節の不調が原因となっているケースが少なくありません。顎関節は、噛む、話すといった日常動作に不可欠な部位であり、そのバランスが崩れると、全身に様々な影響を及ぼします。特に、食いしばりや歯ぎしりの習慣がある方は、顎関節やその周囲の筋肉に大きな負担がかかり、それが肩こりや歯の痛みを引き起こすことがあります。

整骨院では、顎関節の動きや周囲の筋肉の状態を詳しく検査し、顎関節の歪みや機能不全に対して専門的なアプローチを行います。具体的には、手技を用いて顎関節そのものの位置を調整したり、顎関節の動きを妨げている頭部や首、顔面の筋肉の緊張を丁寧にほぐしたりします。これにより、顎関節の可動域が改善され、スムーズな動きを取り戻すことを目指します。

顎関節のバランスが整うことで、噛み合わせの負担が軽減され、食いしばりや歯ぎしりによる歯への過度な圧力が和らぐことが期待できます。結果として、歯の痛みや顎関節の不快感が改善されるだけでなく、それに伴う首や肩の緊張も緩和され、全身のバランスが整っていくのです。顎関節への適切なアプローチは、肩こりからくる歯の痛みの根本解決において、非常に重要な要素となります。

4. 根本解決のためのセルフケアと予防策

整骨院での施術によって、身体の歪みが整い、筋肉の緊張が緩和されても、日々の生活習慣が改善されなければ、肩こりや歯の痛みが再び現れる可能性があります。施術の効果を長持ちさせ、根本的な解決を目指すためには、ご自身でできるセルフケアと予防策を日常生活に取り入れることが非常に大切です。ここでは、肩こりからくる歯の痛みを予防し、軽減するための具体的な方法をご紹介いたします。

4.1 日常生活でできる肩こり予防ストレッチ

肩こりは、長時間の同じ姿勢や身体の歪みによって、首や肩周りの筋肉が硬くなることで起こります。この肩こりが、顎関節や自律神経にも影響を与え、歯の痛みに繋がることがあります。日頃から簡単なストレッチを取り入れることで、筋肉の柔軟性を保ち、血行を促進し、肩こりやそれに伴う歯の痛みを予防することができます。

4.1.1 首・肩周りの簡単ストレッチ

デスクワークの合間や、テレビを見ながらなど、ちょっとした時間にできるストレッチです。無理のない範囲で、ゆっくりと行いましょう。

  • 首の前後左右ストレッチ

    背筋を伸ばして座り、ゆっくりと首を前に倒し、顎を引きます。次にゆっくりと首を後ろに倒し、天井を見上げます。その後、右に倒して右耳を右肩に近づけ、左に倒して左耳を左肩に近づけます。それぞれ数秒間キープし、呼吸を止めずに行いましょう。首の筋肉の緊張を和らげ、血行を促します。

  • 肩回し運動

    両肩を大きく前から後ろへ、そして後ろから前へとゆっくりと回します。肩甲骨を意識して動かすことで、肩周りの筋肉がほぐれ、肩こりによる血行不良の改善に繋がります。特に、長時間パソコン作業をする方は、こまめに行うことをおすすめします。

4.1.2 肩甲骨を意識したストレッチ

肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、首や肩の動きが悪くなり、肩こりを引き起こしやすくなります。肩甲骨をしっかりと動かすことで、姿勢の改善にも繋がり、肩こりからくる歯の痛みの予防に効果的です。

  • 腕の上げ下げと肩甲骨寄せ

    両腕を真上にゆっくりと上げ、次にゆっくりと下ろしながら、肘を曲げて肩甲骨を背中の中心に寄せるように意識します。この時、胸を張り、肩甲骨がしっかりと動いていることを感じてください。この動きを繰り返すことで、肩甲骨周りの筋肉が柔軟になり、猫背の改善にも役立ちます。

  • タオルを使った肩甲骨ストレッチ

    タオルを両手で持ち、腕を頭上に伸ばします。そのままゆっくりとタオルを背中側に下ろしていきます。肩甲骨がしっかりと引き寄せられるのを感じながら行いましょう。無理のない範囲で、ゆっくりと深呼吸をしながら行うことがポイントです。

4.1.3 呼吸と組み合わせたリラックスストレッチ

深い呼吸は、自律神経のバランスを整え、心身のリラックスに繋がります。リラックスすることで、ストレスによる食いしばりや歯ぎしりの軽減にも効果が期待できます。

  • 深呼吸を取り入れた全身ストレッチ

    楽な姿勢で座り、ゆっくりと鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませます。数秒間息を止め、口からゆっくりと息を吐き出しながら、身体全体の力を抜きます。この深呼吸に合わせて、首や肩、背中などの軽いストレッチを行うと、よりリラックス効果が高まります。自律神経の乱れが原因で肩こりや歯の痛みを感じている方には特におすすめです。

4.1.4 ストレッチを行う上での注意点

ストレッチは、毎日継続することが大切ですが、無理は禁物です。痛みを感じる場合はすぐに中止し、専門家にご相談ください。また、入浴後など身体が温まっている時に行うと、より効果が高まります。

4.2 歯の痛みを軽減する生活習慣の見直し

肩こりからくる歯の痛みは、日々の生活習慣が大きく影響しています。特に、姿勢の悪さ、ストレス、食いしばりや歯ぎしり、血行不良などは、歯の痛みを悪化させる要因となります。これらの習慣を見直すことで、根本的な痛みの軽減と予防に繋がります。

4.2.1 正しい姿勢の意識と改善

猫背や前かがみの姿勢は、首や肩に負担をかけ、肩こりの原因となります。また、頭の位置が前に出ることで、顎関節にも不必要な負担がかかり、歯の痛みに繋がることがあります。日常生活の中で、正しい姿勢を意識することが重要です。

場面 意識すべき点
座る時 椅子に深く腰掛け、骨盤を立てるように意識します。背もたれにもたれかかりすぎず、背筋を伸ばし、顎を軽く引いて視線をまっすぐに保ちましょう。足の裏は床にしっかりとつけ、膝は90度になるように調整してください。
立つ時 頭のてっぺんから糸で引っ張られているようなイメージで、背筋を伸ばします。お腹を軽く引き締め、重心は足の裏全体にかかるように意識しましょう。肩の力を抜き、リラックスした状態を保ちます。
スマートフォンを見る時 スマートフォンを目線の高さまで持ち上げ、下を向く時間を減らしましょう。首が前に傾くことで、首や肩への負担が大きくなり、ストレートネックの原因にもなります。

正しい姿勢を意識することで、身体の歪みが整い、肩こりや顎関節への負担が軽減され、歯の痛みの予防に繋がります。

4.2.2 食いしばりや歯ぎしりへの対策

ストレスや集中によって無意識のうちに歯を食いしばったり、睡眠中に歯ぎしりをしたりすることは、顎関節や歯に大きな負担をかけ、肩こりや歯の痛みを悪化させる原因となります。意識的な対策を取り入れることが大切です。

  • 日中の意識

    パソコン作業中や集中している時に、無意識に歯を食いしばっていないか意識的にチェックしましょう。舌を上あごにつけ、上下の歯が触れないようにするだけでも、顎への負担を減らすことができます。

  • リラックス法

    入浴やアロマテラピー、軽いストレッチなど、心身をリラックスさせる時間を作りましょう。ストレスの軽減は、食いしばりや歯ぎしりの頻度を減らすことに繋がります。

  • 寝る前の習慣

    就寝前にホットタオルで顎周りを温めたり、軽いマッサージをしたりすることで、顎関節周りの筋肉の緊張を和らげることができます。また、寝る前にカフェインやアルコールの摂取を控えることも、質の良い睡眠を促し、歯ぎしりの軽減に役立ちます。

4.2.3 ストレスを適切に管理する工夫

ストレスは、自律神経のバランスを乱し、筋肉の緊張や血行不良を引き起こす大きな要因です。これにより、肩こりや歯の痛みが悪化することがあります。ストレスをゼロにすることは難しいですが、上手に管理する工夫を取り入れましょう。

  • リラックスタイムの確保

    毎日数分でも良いので、自分の好きなことをする時間を作りましょう。読書、音楽鑑賞、瞑想など、心が落ち着く時間を持つことで、自律神経のバランスを整えることができます。

  • 適度な運動

    ウォーキングや軽いジョギングなど、適度な有酸素運動はストレス解消

5. まとめ

肩こりからくる歯の痛みは、姿勢の歪みやストレス、顎関節の不調など、様々な要因が複雑に絡み合って生じることが少なくありません。一時的な対処ではなく、これらの根本原因を特定し、適切なアプローチを行うことが重要です。整骨院では、丁寧な問診と検査を通じて、お客様一人ひとりの身体の状態に合わせた施術を提供し、身体の歪みを整え、筋肉の緊張を和らげ、顎関節のバランスを改善することで、症状の根本解決を目指します。日々のセルフケアと合わせて、専門家による施術を受けることで、つらい症状からの解放が期待できます。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

当院のご案内・アクセス

院名
大阪西区針灸整骨院
住所
〒550-0014
大阪市西区北堀江2-1-2
電話番号
06-6539-0117

アクセス方法

  • 長堀鶴見緑地線「西大橋」駅3番出口を出てすぐ
  • 御堂筋線・四ツ橋線「四ツ橋」駅から徒歩4分
  • 千日前線「西長堀」駅から徒歩7分

診療時間・定休日

 
9:00~13:00
16:00~20:00 ×
休診日:日・祝

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