筋肉の疲労から引き起こされる腰痛

人間の体にはさまざまな筋肉があります。筋肉があるからこそ体を動かすことができるのですが、その分、筋肉というのは疲労しやすいものでもあります。筋肉の疲労によって引き起こされる症状はいろいろとあるのですが、その中でも最近増えているのが腰痛です。ここでは、筋肉の疲労から引き起こされる腰痛について触れていきたいと思います。

・筋肉の疲労が起こりやすい環境にいる人は多い

じっとしているだけでも筋肉を使うことになりますので、筋肉の疲労というのは避けられないものです。ただ、そういった中でも特に筋肉の疲労が起こりやすい環境にいるという方は多いようです。

例えば、重たいものを持ち上げたり運んだりする作業を日常的におこなっているという方やデスクワークをしている方、ドライバーの方などが挙げられます。こういった仕事をしている方というのは、やはり腰回りの筋肉に負荷がかかります。

趣味のように自分の好きな時間で切り上げられるようなものではないので、こういった仕事をしている方というのは毎日のように腰回りの筋肉を痛めつけているような状態です。物理的な負荷に加えて、ストレスなどを悪化させてしまいます。

・筋肉の柔軟性を保てるように日頃からケアを

筋肉の疲労というのは避けられないものなのですが、だからといって予防や対処ができないわけではありません。筋肉の疲労から来る腰痛を改善し、予防するためには筋肉の柔軟性を保つことがポイントになってきます。

例えば、デスクワークなどでは長時間、同じ姿勢で仕事をすることになるかと思います。仕事が忙しいとついつい座りっぱなしになってしまいがちですが、定期的に立って背伸びをするだけでもいいのです。こりかたまってしまう前に、動かして柔軟性を保つことです。

体を動かしてはいるものの、腰に大きな負荷がかかる仕事をしているという方であれば、腰への負荷を軽減するような動き方を身につけたり、整体などで定期的にメンテナンスを受けたりといったことが必要になってくるでしょう。

もちろん、日常的にケアをしていれば腰に負荷をかけていいというわけではありません。ただ、環境を変えることができないのであれば、そういったケアをしながら予防と改善に力を入れていくしかないのです。