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猫背や巻き肩が気になると、肩こりや見た目の変化をすべて姿勢のせいにしたくなるかもしれません。しかし、姿勢には個人差があり、一つの形だけで不調の原因を断定することはできません。

猫背は背中が丸く見える姿勢、巻き肩は肩が前方へ位置して見える状態を指す一般的な表現です。病名ではなく、写真や壁立ちだけで身体の異常を確定することはできません。
パソコンやスマートフォンで頭や腕を前に出した姿勢が長く続くと、首・肩の筋肉に負担がかかることがあります。ただし重要なのは姿勢の形そのものより、同じ姿勢を続ける時間、運動量、睡眠、ストレスなどです。

表は横にスクロールして読めます。
| 見る場所 | 試せる工夫 | 確認する感覚 |
|---|---|---|
| 画面 | 身体の正面へ置き、見やすい高さ・距離に調整する | 首を大きく曲げたり前へ突き出したりせず読めるか |
| 腕と机 | 前腕を軽く支えられる位置にする | 肩をすくめ続けずに入力できるか |
| 椅子と足元 | 座面や足の支えを調整する | 座面の端で踏ん張らず、足元が安定するか |
| ノートパソコン | 必要に応じて台と外付けキーボードを検討する | 画面を上げたせいで腕が高くなりすぎていないか |
すべてを一度に変えるより、一か所ずつ調整すると合う・合わないを確認しやすくなります。「正しい角度」に固定するのではなく、楽に作業でき、途中で姿勢を変えられることを目指しましょう。
詳しい仕事中の工夫はデスクワークで猫背が気になるときの姿勢と環境もご参照ください。
肩をゆっくり上げて下ろす、肘を身体の横で小さく後ろへ動かすなど、痛みのない範囲から始めます。強い矯正や反動をつけたストレッチは必要ありません。
回数をこなしたり、肩甲骨を強く寄せたりする必要はありません。胸を張ると腰が痛む、肩を動かすとしびれるなどの場合は中止してください。

写真の肩の位置だけでなく、作業後のつらさ、休憩を取りやすくなったか、無理なく続けられるかも振り返ります。変化がない、悪化する場合は、さらに強い矯正を重ねるのではなく相談先や方法を見直しましょう。
手のしびれ、筋力低下、肩が上がらない、夜間も続く痛み、発熱、急な激痛がある場合は整形外科へ。見た目の左右差が急に現れた場合も自己判断せず相談してください。
猫背・巻き肩は見た目だけで病気や不調の原因を決めるものではありません。完璧な姿勢を固定するより、作業環境を整え、こまめに身体を動かすことから始めましょう。